November 10, 2012

いじめの話をしていたのが、学校や子どもというものについての話から、ほめぞうの学生時代の話になってしまった。

◇◇◇

まあそんなこんなで、付き合っていた女子がいなかったというとそうでもない。
ただ、小学生の頃には幼稚園の頃から顔見知りだった女の子がいた時を思えば、中学生時代のどうにも自分の存在が希薄というか、いや目立ってはいたし周りから見ても付き合ってる感じに見えたのだろうが、小学生の時に遊んでいた子と違い、その女子は色々と噂のつく人物で、俺にあわせて話をしているせいか人付き合いは問題なかったが家族のことや前の小学校での生活態度などについては少々難があるようだった。
 
彼女は特に一部の男子からも敬遠されるような人で、それは時に見た目を揶揄されることもあるかもしれんが、
どうも女子から見ても何か問題があるような、それでいて学級委員などの役割はこなすというか先生からは別段嫌われているわけでも問題視されていないような、まあそういう生徒と俺は仲があったわけで。
はっきり言って男子と女子の仲というのは自分は意識していなかったわけで、多分、そういうところを狙ってなるだけ話しかけてきたのが彼女だったものなのだろう。一部の男子はそうした彼女の行動を警戒しつつも、女子と彼女の距離感というものが俺には把握できなくて。ただ、一緒に話してる分には俺自身に対して彼女自身には悪意はなくて、まあ家族のこととか他の生徒との軋轢は彼女は把握しているというか「放っておいてる。」感じで意に介さない人だったみたいで。要するに俺が一番そういう立場を話やすかった人間なのかもしれぬ。
彼女の素性については詳しくは知らないが、自分が中退した後も適当な時期を見計らってメールでやり取りしていた。特に仲は進展しなかったが彼女は教師を目指しているらしい。

女子と男子というのは不思議なもので、どこどこのあいつはああ見えて誰かと既にセックルしたなんてよくわからない噂もあったし、そもそも俺みたいによくわからない理由で付き合わされて(断る理由を無理に作れるような小知恵もなかったし)、かといってあからさまな態度だとバレバレ過ぎて気持ち悪いし、まあ会う度に軽く喧嘩しそうな雰囲気の男女もいなかったわけではないが、おとなしい子はおとなしいままだったし、上の学年の部活のお姉さま方は一部の男子に重宝されてたのもあるな。周りからは付き合ってると言われても本人にとっては女子友達と仲がいいくらいにしか思ってなかったというのがある。自分の場合、学校そのものを辞めたので意味はなくなったが。

本当の意味で理不尽な男とはどういう人間を指すのだろうな。
女性に言い寄る男か?。それとも媚びる男か?。…女心がわかる男か?。
どれも違うような気がする。

本能や、下心を理性で抑制したり覆い隠すことができるような知恵や経験が男子全員にあるわけではない。
だから周りから付き合ってると思われても本人にとって女子友達と思ってるただの純粋バカなくらいが(たとえ相手の女子がこの状態を付き合ってるとして自分に対して承認していても)、近づきやすいのかもしれない。そうでない場合は、大抵は女子から生理的に受け付けられないのがほとんどを占める。
高校生あたりはどうか知らんが、まだ中学生の時は女子グループと男子グループにわかれるからだ。特に一部の女子はさっき言った「生理的に」を、男子を敵として見たり本能的に嫌っている節も見える。そしてこの傾向は同じ男子にもあてはまり、ある一部の人間を嫌う生徒ほど女子のそれと同じ感覚に見る。このへんは長いクラス生活の中でお互いの違う側面を見たりすることで解消はする。生理的に憎しみを持って付き合っていても、それが表面化せず、いじめやシカトもまた横に置かれることが多い。俺は道化を取ったということなのだろうか。いじめられる要素があったのか、それすらわからず学校に通っていたが。

◇◇◇

それまでにも休んだり、登校中に行方をくらましたりして(道を外れて隣町まで行ったり)していたが
二年生末期に欠席が相次いだため学校に行く意志があるかないかを自宅で決めたのだが、
卒業証書はさらにかなりあとになって受け取りに行った。在学期間約二年の歳月だが、一応はもらえる。
三年生にならずに在学を終えたため、三年生担任のクラスの先生がこちらの状況を窺うつもりで手紙を送ってくれたことがある。その先生は顔は少ししか知らなかったけどそれまで授業では掛け持ちしてない人で会ってなかったし、
 
手紙の内容はややありがちな印象だが学校は相変わらずの様子ですな~という感じですな。
実を言うと成人式も何食わぬ顔で行きました。久しぶりに会った同級生にも「まあまあ元気だな」っていう返答だけで、お前の好きな道もあるさくらいしか思われないし、特にうるさく言われなかったし俺はそれでいいやって。あの当時は学校に行きたくなかったという心のなかにあるものを取り除けないんだから。でもただでさえ他のみんなは俺と違い、違う学校に進学したり就職した人間もいただろう、特に違和感があったとも言えないな。ずっと時間を共有していたわけじゃないからな。距離はもとよりあろう。

◇◇◇

自分を評することが誰にできるのだろうか。
ある者は当時の時「しっかりしている」といい、
ある時は「まあまあだけど残念なところもある」といい、
そういうのは人によってまちまち、時と所と人間関係によって違う。

何が正しくてその人の見方によって何が正しくないのか。

もしかすると自分は「出来損ない」だったのかもしれないという不安。
だからこそ人に寄りかかっていないとどうしていいのかわからないという主体性の無さ。
その主体性のなさ故に「学校」を一時は否定し、親を憎んだ。

いじめだとか言う以前に、我々は何か見るべきものがないか。

子どもというのはグループを作る。似たもの同士、同じ趣味を持つ同士、女子と男子、部活、住んでいる地区、様々なパターンが出来る。その中で誰かがリーダー格というのを見た覚えがない。確かに学力が優れている子や何かに秀でた子はいるが、それは一側面でしかない。

俺自身はグループを作ろうとした記憶はなく、どちらかと言うとそのグループを観察したり、あるいは入り込もうとしたり、そうして友達を作った。個別に友達を作っていたわけではないが、その違うグループの中から自分が既に見知っている人間同士を、違うグループ同士の中から新たに引き合わせる機会というのは何度か経験したことがある。

傍から見れば自分もまた、何かのグループに入っっている子だと認識されてたのだろう。ただ、そのグループの利害関係の調節などのコストを考えると、何かに秀でても何かに付け込まれるというのはままあることで、絶対的なグループというのは長続きしないのが多い。

だから利害関係の調節者に「クラスの先生」が共有者として無意識的に認識されている場合もある。「せーんせーにチクってやーろー」でグループ間の対立は解消される。先生もそれを知っているが、表立って生徒たちは先生にチクる場合もあれば、単に威嚇としてチクリ行為をチラつかせる場合もある。どっちにしろ、原因を解消するのは腹の虫どころだったりする。
 
本当にチクった場合はクラスで総出で授業削って学級委員会を開くので、元凶のグループ達以外の生徒全員にとって迷惑極まりないのである。俺はなぜかその面倒くさい学級委員会を在校中に何度か、それも自分の身の回りにあることで開かれたことがある。
性格的に捻くれている人間だったとは思うが、これをやったら喧嘩になる、相手と同じことを言い合ってもしょうがない、そういう事は言わない・やらない人間だったとは思う。ただの性格バカだったのは事実である。天邪鬼、あまのじゃくというのは矛盾した存在を抱える子どもなのかもしれぬ。矛盾というのは、世間一般の想像と離れた存在というものを指す。

まあ…その、なんだ!。なんだとはなんだオラァ!。じゃなくて、子供の頃はよく母に「○ちゃん(ほめぞうの呼び名)はなんでやっていい事をやらんくて、やらんでもいい事をするん?。」と何度も言われて過ごしてきた。もちろん母も本音というよりはつい口癖になってしまっているので悪意はなく、それだけに自分はじゃあどうすればいい子になれるのか、疑問の時代を過ごした。

正直に言ってその母の言い方は、母の容姿も相まって感情の強い言い方で、理不尽さを伴っていた。普通にモラルハラスメント並に苦痛だったが、母が根っからの悪人ではないどころか我の強い人間(中学生の時の流血沙汰の時は一番助けになった人)なのは知ってたから俺にはどうしようもなかったし、別に悪いことをして楽しむような陰湿なガキじゃないのは確かだったし、

でも俺は、親のお財布から金を取るような知恵もないしやる気もないし電車も一人で乗れないような子どもだったし、せいぜい目を盗んで夜中に食い物を漁ったり(それも中学校上がってから)、門限破って携帯電話でガミガミ怒鳴られたり、とにかく気の小さい人間だったのは確かだよ。末期には物を壊したりして親や祖母に反発するようになることでしか、自分の言いたいことを言い表せない少年になった。家を出ると脅して、真夜中を何度も歩いたりもした。
 
だが非行まではできなかった。人を傷つければ気が済むのかというとそうでもないし、
学校に行ってまでそうしたウサを晴らす手段などなかったし、末期症状の間も先生や同級生と普通に会話した。
というか、ある程度の長い期間を経てから登校もした。みんな元気だったし声もかけてくれたわい。
まあ、そんな感じだわさ。


(23:24)

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この記事へのコメント

1. Posted by jelly gamat gold g   September 10, 2016 13:39
より正確にはランカウイ島に位置しています。一般的に、金と比較した場合、金は多くの利点を有します。

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